公文書等の管理に関する法律施行令、行政文書の管理に関するガイドライン改正案へのパブコメ

1年に1回ぐらいしか更新できていません。久しぶりの更新です。 2021年12月8日締切で、「公文書等の管理に関する法律施行令」と「行政文書の管理に関するガイドライン改正案」のパブリックコメントの募集がなされています。 https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLAS…

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「議事の記録」と「議事録」

新型コロナウイルス感染症に関連する会議の議事録が作成されていないことが大きな問題となっている。 現在焦点が当たっているのが、新型コロナウイルス感染症対策本部の決定によって立ち上げられた専門家会議の議事録がないこと(発言者がわからない議事概要と速記録が存在)、対策本部の会合の前に意見調整を閣僚や官僚などが行っている「連絡会議」の議事の記…

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『国家と記録 政府はなぜ公文書を隠すのか?』刊行

2019年10月17日、集英社新書から『国家と記録 政府はなぜ公文書を隠すのか?』が刊行されました。 2018年2月に刊行した『公文書問題 日本の「闇」の核心』の続編にあたります。 前著に引き続き、『時の法令』の連載「公文書管理と日本人」の後半部(2019年3月まで)の部分を収録し、口語体に直した上で…

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『公文書管理と民主主義―なぜ、公文書は残されなければならないのか―』刊行

2019年5月8日、岩波書店から、『公文書管理と民主主義―なぜ、公文書は残されなければならないのか―』が刊行されました。 この本は、2018年7月19日に公益財団法人政治経済研究所で行った講演に、加筆修正を加えたものです。 講演前に、岩波の編集者から、公文書管理問題でブックレットを作りたいので講演を元にしたいとの依頼…

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愛媛県 「公文書の管理に関する条例(案)」パブコメを考える

加計学園問題において、愛媛県の担当者が作成した「獣医師養成系大学の設置に係る内閣府藤原次長・柳瀬首相秘書官との面談結果について」という文書が朝日新聞にスクープされたのは今年(2018年)4月10日のことです。 これによれば、2015年4月2日に柳瀬唯夫首相秘書官が首相官邸で愛媛県の担当者などと面会し、「首相案件」であると言われたことな…

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『公文書問題 日本の「闇」の核心』刊行

2018年2月16日に、拙著『公文書管理問題 日本の「闇」の核心』が集英社新書から発売されます。 『時の法令』の2016年4月から2017年12月までに月一回(下旬号)連載されたものを、口語体にして情報を更新したものです。 この本の出版を集英社から持ちかけられたのは、昨年7月のことです。 久保亨先生と出した『国家と秘密 隠され…

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