民主党の秘密保護法案対案を考える(下) 情報適正管理3法案

政府の特定秘密保護法案がみんなの党や維新と修正されていく中で、11月19日に民主党が対抗するために公文書管理法の改正案と情報適正管理3法案をぶつけています。 民主党はそれ以前にも情報公開法改正案を国会に提出しているので、これで5つの法案が提出されたことになります。(情報公開法改正案についてはすでに分析した。) 衆議院を特定秘密保…

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特定秘密保護法案修正案を読む

11月26日に衆議院を通過した特定秘密保護法案。 みんなの党と維新の会と作成した修正案が可決されたわけですが、いったい何が変わったのか精査してみたいと思います。 修正案の私注を作りましたのでご参考までに。 http://www008.upp.so-net.ne.jp/h-sebata/secret_law2.pdf ちな…

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改めて特定秘密保護法案に反対する

先ほど11月26日に特定秘密保護法案が衆議院を通過しました。 これまでさんざん本ブログにおいて、この法案の何が問題なのか書いてきましたが、改めて「公文書管理制度」の点から批判をまとめておきます。 そもそも国家が存在する以上、「秘密」は存在します。 それは、「公表されると国や国民の安全に支障が出る」という文書に「秘密」指定をして…

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秘密指定の期間をめぐるやり取りがズレている(特定秘密保護法案)

11月20日に自民党と維新の会が特定秘密保護法案の修正案に同意をしたというニュースが流れている。 その中には、「特定秘密の指定期間を「最長60年」とし7項目の例外を設けること」という内容が入っている。 つまり、 (原案)「特定秘密」の指定は5年以下+延長可、30年を超える場合、内閣の同意      ↓ (修正案)上記の…

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民主党の秘密保護法案対案を考える(上) 公文書管理法改正案

政府の特定秘密保護法案がみんなの党や維新と修正されていく中で、11月19日に民主党が対抗するために公文書管理法の改正案と情報適正管理3法案をぶつけてきました。 民主党はそれ以前にも情報公開法改正案を国会に提出しているので、これで5つの法案が提出されたことになります。(情報公開法改正案についてはすでに分析した。) 自民党の側はあま…

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「第三者機関」のあり方が問題(特定秘密保護法案)

特定秘密保護法案、自民党と維新やみんなの党の修正協議が進んでおり、色々と観測気球のような報道がなされています。 そのうちの一つ。 「第三者的仕組み重要」 秘密保護法案で首相軟化 産経新聞 11月17日(日)7時55分配信  安倍晋三首相は16日、特定秘密保護法案をめぐり、秘密指定の妥当性をチェックする第三者機関の設置に関…

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